シロアリとは?
「白蟻の営巣」
この巣は二階床の真下にありました
シロアリとは、見た目はアリに似ていますが、実は分類的にはゴキブリに近いとされています。(ちなみにアリはハチに近い) シロアリは、地中に巣を作り、その中に王と女王が滞在し、働きアリが餌を運びます。餌となる木材は、巣から働きアリが蟻道を作り、その中をせっせと運んでいきます。隊列をなして餌運びをする働きアリの列の外側を、兵アリが守っています。やがて、群飛時期になると一斉に羽アリが飛び出し、新たなつがいになり、新しい王と女王になります。
イエシロアリの羽蟻
シロアリの移動手段(やがて家屋に侵入開始!!)
毎年四月後半から六月後半までの期間 地域的な事・温度・湿度・風の有る無しで左右されますが 大 体、その時期、限定的にに羽アリが発生します。ですからその時期を超えたものは黒蟻などの虫だと 判断できます。そもそも白蟻の羽アリとは白蟻に限って言うと、年に一度の群飛行動なのです。 群飛とは現在生息している巣からの独立行動です。成長した白蟻のエリート達の新婚旅行だと考えて頂 ければ納得してもらえると思います。巣からの飛び立ち→ツガイの伴侶の発見→営巣活動というプロセ スを経て新しい巣の構築をしようとする行為なのです。 たいていの白蟻は 外部からの飛来が大半です。基本的に見た白蟻が羽がついてなかった場合は 外部から飛来し、屋根裏などで羽を落としたものが多いです。